タイのゲーム開発業界は、静かにしかし着実に成長を続けてきました。
そして今、『Duriano』のような作品が国際舞台に進出したことで、タイのインディーシーンはもはや「期待の新星」ではなく、「実力者」としての地位を築きつつあります。
本記事では、タイのスタジオAdisoftが開発した『Duriano』を通じて、タイ独立系ゲームが持つ創造性、野心、そして世界市場での可能性を探ります。
最初に見ると『Duriano』の設定は奇妙に映るかもしれません。
意思を持つドリアンが、北欧神話の残骸を戦い抜くローグライトゲーム?
でもその奇抜な表面をめくってみれば、緻密なゲームプレイ、奥深いビルドシステム、そして洗練されたデザインが顔を出します。
スピーディで難易度が高く、何度でも繰り返し楽しめる構造。しかも、その“変さ”を隠すことなくむしろ武器にしています。
そうした創造的な挑戦は、いまやタイのインディー開発の特徴となりつつあります。
タイのインディー開発者たちは流行を追うのではなく、個性のあるゲームを作っています。
ホラー、スタイリッシュなアクション、文化的な物語など、ジャンルも表現も多彩です。
『Duriano』はその象徴的存在。北欧神話、ローグライト進行、そしてカオスなユーモアを融合させた、東南アジア的な個性を持つ作品です。
欧米の模倣ではなく、自分たちのスタイルを貫いています。
コミュニティの支援と継続的な開発があれば、『Duriano』はただの面白いゲームではなく、
“タイゲームの可能性”を示す成功事例となります。
タイには才能ある開発者が多数います。2Dアート、アニメーター、Unityエンジニア、作曲家など。
SteamやItch.io、モバイル市場のようなプラットフォームが登場し、参入障壁も低下。これからさらに多くのタイゲームが世界へと飛び出すことでしょう。
次に必要なのは?
Durianoはその新しい波のひとつ。
このゲームが証明しているのは、タイのゲーム業界は“成長中”ではなく、“準備万端”であるということです。
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